年間総合優勝二連覇を成し遂げた今シーズンを締め括るマスターズ大会に参加して来ました。
この大会は、年間ランキング上位者と各大会優勝者のみで争われます。
会場は本戦でも試合の行なわれた滋賀県の醒ヶ井養鱒場。

前日プラではかなりポンドの状態が良く、魚の活性が高い事が分かりました。
当日使用したタックルは4セット。高活性の魚をスプーンとクランクを使用した
横方向の攻めで効率良く釣って行くのをメインの作戦としました。

予選は1対1の対戦を4回行ない、勝点を競うルール。
最初の対戦から予想した通り、怒涛の入食い展開。
私も手返しを重視したマスターリミテッドSVGナイロン3.5lbのタックルで
着実にヒットを重ねて行きましたが、さすがマスターズ大会だけあって強豪揃い、
一試合目を落としてしまう結果となりました。
ここで気合を入れ直し、二試合目以降はマスターリミテッドSVGナイロン3.5lb、3lb、
同プレミアムPE0.2号+プレミアムフロロ3lbのタックルを状況に応じて使い分け
放流魚の残りを確実に獲って行き、3勝1敗という成績で予選を通過しました。

準々決勝からは、4人から2人勝ち上がりのトーナメント方式。
ここではスプーンとシャロークランクのPEラインを使ったサイトでの
掛けの釣りで放流魚の残りを釣って行き、1位通過しました。

準決勝は、釣り座が放流魚のあまりいないエリアに移動して行なわれました。
前半は大きく出遅れたものの、ディープクランクを遠投しSVGナイロンの
適度な伸びを利用して魚を乗せて行くストロングパターンに辿り着き
後半追い上げ、2位通過する事が出来ました。

いよいよ決勝です。
前人未到のグランドスラム（年間総合+マスターズ優勝）を目指し、
ここまで掴んだパターンを総動員して数を重ねて行きました。
そして30分間の戦いが終了。
結果は一歩及ばず3位となりました。

来シーズンこそ、グランドスラムを達成出来るよう、また頑張りたいと思います。