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トラウト 岡部 功一

【ネイティブ】富山県黒部川のサクラマス

富山県黒部川の「さくらます漁」。幸運にも昨年に引き続き、今年も当選となり、再び黒部川に立てることになった。

「さくらます漁」の漁期は3月1日から5月31日までの3か月間。今年も3月から釣行してみたが、減水した黒部川からはサクラマスの気配は感じられなかった。4月も中旬を過ぎると、水量も徐々に増大し、サクラマスの釣果がをわずかながら聞こえるようになった。しかし、私の場合は、厳しい状況が続いていたのだが、テトラがらみのポイントで55cmクラスをヒットさせたのだが、ランディングに失敗。貴重なワンチャンスをみすみす失うこととなった。


<豊富な残雪がこの川の源だ>

5月に入り、黒部川の水量を確認するために「黒部河川事務所防災情報システム」をチェックする機会も増大。そして、雨による増水が収まりつつある中、何度目かの訪れとなった。


<黒部川に朝日が差す。5月だがダウンが必要な気温だ>

水量が豊富となった黒部川のサクラマスは、「瀬」を中心としたゲームとなる。使うミノーもミディアムディープかディープダイバーが中心で、瀬脇や水中の石裏を強く意識している。常用しているラインは、スーパートラウト アドバンス マックスパワーPE S-spec 1.2号。リーダーはスーパートラウト アドバンス ビッグトラウト ショックリーダー 16lb.。この組み合わせでのルアーの飛距離に不満はない。むしろ私にとっての“もしものサイズ”を想像したのなら、この組み合わせがベストだと思っている。


<これらのライン、リーダー & PEにシュッ! が、強い味方だ>

今回のヒットは、対岸の瀬脇だった。ヒット後は、ドラグを鳴らしながら、激しい流れの流心に突入したのだが、無事に手前の瀬脇に誘導することができた。重量感のあるファイトだったが、安定感のあるタックルから、アドバンテージは常に釣り人側にあった。前回のランディング失敗があるため、ギクシャクとしたランディングだったが、ランディングネットに収まったサクラマスは63cmの重量感のある魚体だった。


<いい表情だ>


<この魚体の美しさに、はまっている>

[タックルデータ]
ライン: スーパートラウト アドバンス マックスパワーPE S-spec 1.2号
リーダー:スーパートラウト アドバンス ビッグトラウト ショックリーダー 16LB.
ミノー: バスディ シュガー 2/3ディープ SG85F
 

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。