トラウト フィールドレポート

幻の魚 イトウへの挑戦

11月6~9日の4日間。北海道の宗谷地方に日本三大怪魚のひとつ「イトウ」を狙いに行ってきました。北海道にはイトウが釣れるフィールドが多数存在しますが、一番メジャーなフィールドが宗谷地方。宗谷地方といえば有名な「宗谷岬」があり、日本の最北端に位置します。

ちなみにイトウ釣りで有名な川がある村ではホタテを売りにしており、この地方を訪れるイトウアングラーは必ずと言っていいほどホタテを食べます(笑)

話をイトウに戻しますが、一般的にイトウが狙いやすい季節は春か秋と言われています。「数釣りの春」「大型が狙える秋」今回は大型が狙える秋に訪れました。

私自身、2度目となる今回の釣行。前回は1日半の釣りで5バイト1フィッシュと満足できました。ただし、その時の外気温は最低気温がマイナス、最高気温も2℃程度で日中でも極寒。イトウは寒ければ寒いほど良いとは言われているものの、人間側にはかなり過酷な状況。道具にしても、ガイドはもちろん凍るし、使用していたPEラインは吸収した水が凍り硬くなります。5バイトもあったのに1キャッチしかできなかったのはこのせいで、しなやかさを失ったPEラインは凍ったガイドからダメージを受け、いとも簡単に切れてしまいました。

「出来る限りロングキャストをしたいので、可能であればPEラインを使用したい」

しかし、悔しい思いをしないように、そして魚体保護の観点からも、今回の釣行ではナイロンラインで挑もうとしていました…が、VARIVASのスーパートラウト アドバンス マックスパワーPE S-specなら表面にスムースシールド加工がしてあるので、ラインへの水の侵入を防ぐことができます。さらにVARIVAS PEにシュッ!プロ仕様を吹きかけて高い撥水効果のあるコーティングを施すことにより、よりいっそうラインが凍るリスクを減らし、PEライン本来のしなやかさを維持できると考えました。

この組み合わせであれば、厳しい環境下においてもラインの耐久性と強度を保てることを期待し、PEラインでの挑戦を決めました。

そして実釣。

4日間の日程を組みましたが、移動時間にほぼ1日使うので釣りは実質2日間。しかし、この限られた2日間とも朝から夕刻まで投げ続けましたが、魚からの反応はありませんでした。実はこの2日間は11月の北海道とは思えないほど穏やかな天気。

人間側には最高の天気でしたが、「寒ければ寒いほど良い! 荒れてれば荒れてるほど良い!」と言われている秋のイトウ釣り。今回は来るタイミングが悪かったのか…結局予定していた2日間は同行者も含めて全員ノーフィッシュ。

意気消沈。

「このままでは帰れない!」と、急遽翌日の延長戦を決定。ただし、帰りの時間を考えると釣りができる時間は日の出から7時までの約1時間。前日までのフィールドコンディションを考えると期待は薄いが、少しでも可能性があるならとチャレンジを決めました。

延長戦当日。この日は待ちに待った寒くて荒れた天候となりました。オホーツク海からの凍てつく寒さに、人間側には過酷な状況ですが、逆にイトウはテンションが高くなってるだろうと信じてキャストを開始。

環境が激変した状況で、イトウからの反応はすぐに返ってきました。小さいながらも念願のイトウをキャッチ!

感無量。

そのままタイムアップの7時となり、釣果は私の1本だけかと思った、その時! 同行者が80cmを超える立派なイトウをキャッチ! まさにドラマのような展開に皆が興奮したのは言うまでもありません。

諦めずにやれば叶う夢もある。そう思わずにはいられない釣行でした。

[タックルデータ]
ロッド: トラウトロッド 8.6ft
ライン: VARIVAS スーパートラウト アドバンス マックスパワーPE S-spec 1.2号
リーダー:ナイロン 22lb.

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