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トラウト 伊藤 雄大

【エリア】リトリーブスピードに合わせたラインセレクトでエリアトーナメント優勝

平谷湖フィッシングスポットで開催されたチャンピオンシップトーナメント第3戦に参加してきました。千早川マス釣り場、サンクチュアリ、平谷湖FSの3釣り場での各3戦、計9試合で行われるチャンピオンシップトーナメントもいよいよシーズン最終戦ということで気合いを入れて臨みました。

試合前、ポンドを観察すると、普段よりかなり濁っている状況。前日の雨の影響が感じられました。平谷湖のような通常時クリアなポンドに濁りが入ると、魚の警戒心が薄れ、放流魚の活性が長く続くことが多くあります。今回はそこに狙いを絞り、ウェイトが重めのスプーンでいかに釣りを組み立てられるかが勝負のキーになると予想しました。
用意したタックルはスパイクアロー62Lにマスターリミテッド SVG ナイロン 3lbの組み合わせと、エステル用プロトロッド62ML-Tにマスターリミテッド スーパーエステル 0.3号を組み合わせたタックル。前者はスピードの速い魚に対して、重量級スプーンでアプローチし、ミスなくランディングしていくことを目的とし、後者は沖の表層や手前のブレイクラインを回遊する少し難易度の高い魚のショートバイトを絡めとっていくことを目的としたタックルセッティングです。

試合が始まり、各選手、次々と魚をキャッチしていきます。

普段のクリアなポンドの場合、時間の経過と共にスプーンのウェイトを下げ、シルエットも小さくしてスローな攻めにシフトするパターンが有効です。しかし、この日は予想通り、濁りの影響があり、重めのスプーンでしっかり魚にアピールしていくパターンが効果的でした。

予選、準々決勝、準決勝と順調に勝ち上がり、いよいよ決勝戦。

この日初めて入る釣り座だったので、スロー展開に反応する魚がいるかもしれないと考え、クランクで攻めてみますが、反応はイマイチ。すぐに、ここまで効果的だったスプーンの釣りにシフトしました。中層をナイロンタックル、表層とボトムをエステルタックルで攻めて丁寧に釣っていきます。タックルバランスも取れていたため、終始ほぼノーミスの釣りを展開することができ、試合終了の時を迎えました。

結果は2位以下にきっちり差をつけての優勝!!

この優勝により、平谷湖FS年間総合成績2位となり、9月にサンクチュアリで開催されるチャンピオンシップトーナメント上位者のみが参加できるファイナル戦への出場資格も得ることができました。

ファイナル戦も頑張りたいと思います。

[タックル]
ロッド:スパイクアロー 62L
ライン:マスターリミテッド SVGナイロン 3lb
リール:ステラ C2000S + ファンネル 47.5ミリ
ルアー:スプーン 2.6g

ロッド:プロトロッド 62ML-T
ライン:マスターリミテッド スーパーエステル 0.3号
リーダー:マスターリミテッド ショックリーダー [VSPフロロカーボン] 3lb
リール:イグジスト 2004 + ファンネル 47.5ミリ
ルアー:スプーン 2.1g

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。