鮎シーズンを前にアマゴ釣りがいちばん楽しい時期ですね。
私はルアーでアマゴを狙ってます。

しかし私自身の最大の課題は”バラシ”。
よくバレるんですよねぇ・・・せっかく釣れたのに・・・
フックもいろいろ試したんですが・・・
何かいい方法はないものかとフッと思いついたのが渓流エサ釣り用の針。

グラン川虫スリムタイプ2号　　線径0.35ミリ
細い！　形状的にもミノーのトリプルフックにバッチリ合うんじゃないの！？
と、思いついたら即実行！
軸の耳をペンチで切り落としトリプルフックを作成。

このフックやたらと指にまとわりつく・・・と、思いついたのが合わせ無しで魚体に絡みつかせるイメージ。
さっそく実践してみました。

答えは速攻に出ました！
更に改良して、フック作成後アロンをつけて乾いたら針をわざと動かしてグラグラになるようにしました。
”細軸フックの合わせを入れないメソッド”完成です。
渓魚がルアーにアタックしたら“合わせ”を入れません。そのままの状態でテンションをキープします。針が細軸なので魚体にサクッと入ります。そして”グラ針”になっているので針が動いてミノーのボディーやサイドのフックが渓魚が暴れても邪魔になりにくく、バラシが激減しました！　

釣行結果は4河川で42匹をキープ。
・和良川…成魚10匹　即バレ2回。
・付知川…天然14匹　バレ無し。
・九頭竜川（奥越管内）…天然、成魚12匹　即バレ1回。
・益田川…天然6匹　即バレ1回。
追いが浅い即バレ以外のバラシは“ゼロ”です！

合わせを入れない掛かってからのテンションキープなど変な発想で結果が出ると最高ですね！
これもグラン川虫スリムタイプという針のおかげでした。

［タックル］
ロッド：VARIVAS ALBERO AL-56L
リール：CALDIA 2004
ライン：スーパートラウトエリア マスターリミテッド SVGナイロン 3LB.
ルアー：シュガーミノー他
フック：グラン 渓流鈎 川虫スリムタイプ 2号　トリプルフック