9月28日（日）、弥栄ダムに浮いてきました。私の弟とその子供2人、バスフィッシングが初めての親子3人をガイド。「魚を絶対に釣らせてあげる」と約束しての釣行でしたが、子供2人（5歳児、6歳児）はキャストもままならないので、大変なミッションでした。

これまでの経験から、ビギナーに初バスを釣らせるためには以下の3点が必須です。
1. 同じリグ、同じルアーを使うこと。
2. 自分が思う一番良いタックルを使わせてあげること。
3. フックは掛かりが良いものを使うこと。（ノガレス セカンドバイト バーサタイルフィネスがオススメ！）

1.については、難しくないと思いますが、2.については大事な1軍タックルをビギナーに使わせると、僕も心配だなーと思います。ただ昔、彼女（今の家内ですが）をバスフィッシングに連れて行ったことがあって、最初は1軍タックルを自分が使って、2軍タックルを彼女に使わせていました。ところが、僕が釣れた途端「タックルを替えて」のひと言。1軍タックルに変えた途端に釣れました。やはり、ルアーもタックルも信じて釣ることが全てだと思います。この日に釣れたバスはすべてノガレス セカンドバイト バーサタイルフィネス #1/0を使用していて、ビギナーでもバラシなしでした。

当日の作戦は、ボートポジションを10～15mにとり大人は岸際に投げて3～8mを狙い、子供はとりあえずボートの真下に落として底をとる戦略で、この時期最も安定して釣れる水の動きが少ないバックウォーターを攻めました。
最初にバスをキャッチしたのは6歳児。いつバイトがあったのか良く分かりませんが（笑）、岩盤があるストレッチ（インレットのアウトサイド）で、24cmのバスが釣れました。海釣り天秤仕掛けにバリバス ハードトップ1号のリーダーを25cmくらいとってドライブスティック3inをバーサタイルフィネス#1/0にセットしたものです。

バス釣りだから軽いシンカーでという先入観にとらわれず、海釣りから入る方にはきちんと底が取れるいつもの仕掛け（錘の重さ）にしたほうが断然釣果は得られます。本人曰く、「ボートが動くので、なるべくワームを動かないようにした」という、アクションのとり方が良かったのだと思います。ビギナーで釣れない人はルアーを動かしすぎか、止めすぎ。ボートの場合は、ボートの進行に合わせて勝手にルアーが動くので、止めすぎくらいをアドバイスするのが良いと思います。

この日に一番良かったエリアは、水深18mにある水中島（一番浅いトップが1m弱）の3～10mです。ここで、バーサタイルフィネス#1/0にドライブクローラー3.5in、アブソルート4lb.を巻いた5gダウンショットで攻めていたお父さんが、この日最大となる35cmをキャッチ。
同じくバーサタイルフィネス#1/0にドライブクロー2inの5ｇダウンショットで6歳児が2本目をキャッチしました。

実はルアーはデッキに転がっていたものを自らチョイスしたもの。自らルアーをチョイスして釣るのがバスフィッシングの本質なので、一歩ステップアップできたのではないかと思います。

魚を釣らせると約束した5歳児がどうしても釣れないので、最終手段として僕が今まで釣っていた1軍タックルを使ってもらいました。それまではどうもルアーを動かし過ぎているように感じていたのですが、ガノア アブソルート4lb.を巻いた1軍タックルに変えた途端、底が取れるようになったのか、いい感じに底をズル引きすることができるようになりました。「巻いて」「止めて」とアドバイスしながら釣っていると、水中島から続く10mのハンプのボトムで、バーサタイルフィネス#1/0にドライブクローラー3.5inの5gダウンショットにファーストフィッシュ。

これで何とか全員安打を達成です。

大変な1日でしたが、私も合間をぬって釣りをし、バーサタイルフィネス#1/0にドライブクローラー3.5in、アブソルート4lb.を巻いた5gダウンショットで8本キャッチしました。

僕たちプロスタッフがアブソルートやバーサタイルフィネスを使って釣るのは当たり前だと思われている方もいるかもしれませんが、この釣行でビギナー3人がアブソルートやバーサタイルフィネスで初バスを釣ることで、ポテンシャルの高さを証明することができたと思います。これからの時期、リザーバーでは魚がドンドン深くなっていくので、普段とっているボートポジションの真下を狙うつもりでやってみると、良い釣果が得られると思いますよ。これから冬になるにつれ、バスのバイトも少なくなるので、アブソルートのラインを4lb.→3lb.→2.5lb.と落としていくと釣果を維持できると思いますので、ぜひ試してみてください。