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ソルトルアー 森岡 純一郎

夏の浦戸湾 2015

よさこい祭りも無事に終わり少し暑さが和らいだような気もしますが暑い高知です。
今年は船を買い替えたのもありオフショアでの鯛ラバゲームに力を入れどうにか良型も釣り上げも出来ましが、まだまだ大きいのは居るはずって事で思考錯誤しながら沖に出たりしましたが天候の関係により沖に出られずオフショアがダメならショアから狙えるターゲットに変更!! 夏ならではのチヌのトップゲームとか、高知ならではの魚、幻と呼ばれるアカメですかね。昼間でもけっこう釣れたりもしますが、暑いので今回は夜調査を。台風のおかげで自由な時間ができましたので人間をちょっと夜行性に(笑)

8月15日大潮の最後の日に小さいですが50cmくらいのが釣れました。小さくてもシーバスとは違ったトルクのある引きをしてくれ楽しませてくれました。

少し間が空いて8月22・23・24日と3日間を夜間調査。
初日の22日はベイトが沢山入りシーバス・アカメのボイルもあちらこちらで!! そんな時にヒットしたものの残念ながらバラシで終了。懲りずに翌日に時間を少しずらしポイント入りし我慢の時間がありましたが待望のヒット!! しかも良型でとにかく暴走しこのままじゃ障害物に巻かれてしまうと思いアカメが走った方向に自分も移動しアカメとの距離を縮め巻ける時に巻く!! しかし一筋縄ではいかず巻いては出され巻いては出されが数回。ようやくおとなしくなり岸によせランディング。これぞアカメ!!と言えるくらいの盛り上がった体高にメタボな魚体。魚をキャッチしホッとし気を緩めちょっと写真を・・・ストリンガーも繋いでなかったのもあって魚がバタバタと暴れた瞬間にオートリリース・・・全体の写真まだ撮ってなかったうえにサイズも測ってなかったのに・・・トホホ(泣) 唯一横からの1枚だけ残りました。

この日はこの1尾で終了しモヤモヤが残ったまま懲りもせず8月24日も夜調査。
あまり寝てないってのもあり釣り座に立った時はちょっと目がシバシバと眠たげな感じでしたが気を引締めて調査。翌日には台風の影響も出始めるのか?ってぐらい思った以上に穏やかな浦戸湾。ベイトは少なめでフィッシュイータからの反応もなく我慢の時間。日付が変わる頃にベイトが跳ねる・・・もしやと思った次の瞬間にゴン!! 勢いよく水面から顔を出しエラ洗いしそのまま沖向けに突っ走る!!! ヤバい!! 巻かれると思いスプールを押さえ少しドラグを締め危険エリアへの暴走を止め寄せるもやはり暴走。しかしそこはロッドとラインを信じ強引に寄せ無事にキャッチ!!


前日のアカメといい今回もグッドコンディションなアカメ。ショアからでも30キロクラスは釣れるし40キロも夢ではない所に住んでることが幸せです。幻と呼ばれてますが身近な河川に普通に生息してる魚でありかなりの個体数は居るようですね。年配の人は口癖のように言いますが「昔はウヨウヨ居ったぞね!」と。一時期は減少したかもしれませんが昔のように浦戸湾にはアカメをはじめ魚種多彩居てるようです。いつまでも釣りが楽しめる浦戸湾を守っていきたいもんですね。

[使用タックル]
ロッド :Tict ラテストーサ TPF-962
リール :ソルティガ 4000番
ライン :バリバス アバニ キャスティングPE SMP 3号
リーダー:バリバス ショックリーダー ナイロン 80lb.
ルアー :K-TEN BKF140 フィッシングハヤシカスタム Submarine.BH

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。