menu
ソルトルアー 横島 敏弘

ヴィオレンテでのニューゲーム

身近なソルトウォーターゲームとして近海のライトジギングがある。フィールドの近さ、手軽さ、そして高いゲーム性が受けて人気の高い釣りである。
私の住む東京の下町からは東京湾が目の前に広がり、少し足を延ばせば相模湾や外房、常磐沖など様々なフィールドがある。東京湾ではシーバスやタチウオを初めイナダやサバやサワラなどのジグで狙える魚の他、鯛ラバでのマダイゲームとバリエーションも豊富である。そんなライトジギングの新たなターゲットとして注目なのが「ジグで釣るマダイ」だ。
今までは鯛ラバでしか狙っていなかったマダイをジグで狙うのである。ショートバイトが多い魚なのでタックルには繊細な物が要求される。そこで私が選択するロッドはヴィオレンテ ライトジギングモデルのスロームービングスタイルだ。このロッドはチューブラーモデルとソリッドティップモデルがラインナップされ、繊細なゲームでの選択肢を広げてくれている。私の使い分けとしては、バーチカルでヒットしてくるときはVLJ-60LS-T-LV0を使用し斜めに引き、活性の低いときはVLJ-60LS-S-LV0を使用する。つまり活性が高く喰い込みが良いときはチューブラーモデル、活性が低く喰い込みが悪いときはソリッドティップモデルで違和感なくジグを喰い込ませるようにしているのだ。
また、リーダーはチューブラーモデルを使用するときはフロロカーボンを使用し、ソリッドティップモデルを使用するときはナイロンを選択する。もしも根擦れが気になるのであればVEPリーダーが良いだろう。メインラインはアバニジギング10×10マックスパワーの0.6〜1号を季節やエリアに応じて使い分ける。
この釣りでもう一つ重要なのがフックである。非常にショートバイトが多い釣りなのとライトタックルで硬いマダイの口を貫かなければならないので、軽くて刺さりが良く尚且つアシストリーダーがなるべく短いほうが良い。そこで私はバリバス ライトジギングアシストEXショートを使用している。このフックは20〜60g程度のライトジギング用に作られたフックなのでこの釣りに最適と言っても良いだろう。このフックは「近海シラス」と「アミエビ」というイミテートをシャンクに施しているので低活性時により釣果に差が出るアイテムになってくれるはずだ。

春の乗っ込みシーズンのマダイゲーム。
皆さんもバリバスタックルを手にフィールドに出掛けてみては如何だろうか?

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。