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ソルトルアー 谷本 栄一

春シーバスをワークスリミテッドSWフィネスで狙う!

今年の北陸は暖冬の影響で春の訪れが早いようで、例年より一足早くシーバス開幕ということで情報を頂き、早速行ってきました。

シーズン最初なので釣れるかどうか手探り状態で始めます。色々ルアーを換えながらアプローチしていくと、少しして時合いが来たのかディープダイバータイプのミノーにバイト! 久しぶりにシーバスをキャッチ出来ました。

少しずつパターンが読めてきたので、2月に発売されたばかりのワークスリミテッド SWフィネス AR-801EX-Rを投入してその性能を確かめてみました。SWパワーフィネスシーンを開拓した「ジャンル横断ロッド」だそうでシーバスに留まらずサクラマス、エギングにも使用できる万能ロッドです!

しかもそのブランクは46Tをコアにハイブリッドグラス化しトルクアップ! 最初はグラスロッドにありがちな柔らかな反発のない先入観がありましたが、ルアーを付けて一振りした瞬間からそんなイメージは払拭され、言われなければフルカーボンロットかと思う程のキャスタビリティにビックリ!

自重も個体差はあると思いますが100gを切る軽さですから振り抜きもよく、1ozくらいのルアーなら難なく使えます。私の地元ではアフターのシーバスはベイトが主にボラなんですが、シーバスはボトムに着いていて群れから外れて落ちてきた個体を食べています。ですから必然と中層からボトムの釣りが多くなります。使うルアーはミノーなら深く潜るタイプかバイブレーションを多用します。やはり潮が流れてないと食いは悪いですが、基本は流れの上流に投げてドリフトしながらスローリトリーブで流しながらボトム付近を探っていきます。この時にロッドの感度が悪いとルアーがボトムにコンタクトした感覚が分からずに根掛かりしてしまいます。その点このロッドはちょっとしたルアーの変化も手に取るように分かり上手くルアーコントロールが出来るためトラブルはかなり減りました。

まずは130mmのシンキングミノーで探りますがアタリがないので、7cmのバイブレーションに換えてボトムギリギリを流すと「コツッ」っと小さい違和感を感じ、掛け合わせるとシーバスです。掛けてからは粘りのあるベンドが急激な引きを吸収してくれるので、魚も執拗に暴れることなく、簡単にキャッチ出来ました。


使用初日に無事に入魂出来たので、これからはサイズアップ目指しながら、他魚種も狙って釣り込んで行きたいと思っています。

[タックルデータ]
ロッド: ワークスリミテッド SWフィネス AR-801EX-R
ライン: アバニ シーバス PE マックスパワー トレーサー 0.8号
リーダー:シーバス ショックリーダー フロロカーボン 20lb.

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。