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ソルトルアー 横島 敏弘

小笠原テスト釣行

皆さんこんにちは、バリバスフィールドテスター横島です。

今回は私の第二の故郷である小笠原諸島の父島へ行って来ました。今回の目的はジギングラインとフックのテストです
。国内のフィールドで大型魚を対象としたテストフィールドとしては申し分の無い素晴らしいフィールドで、私自身も過去に数々のビッグフィッシュをキャッチしてきた地であり、若い頃に生活していた島でもあります。そして現在は、その当時の仲間達が船を持ち漁業を営んでいて、私が何時訪れても快く受け入れてくれる島です。今でも年間数回は訪れるフィールドです。

今回の釣行で選んだのは父島で、そこをベースにケータ列島(無人島群)への船中泊釣行を計画し、釣友8名と私の総勢9名で父島周辺とケータ列島でジギングをメインに巨大魚に挑んできました。小笠原でのジギングタックルは、標準タックルとしてラインにはPE 4〜5号といったヘビータックルで挑戦することをオススメしますが、私はPE 3号を標準としています。その理由は3号で約48lb.の強度があるので、私の経験から導き出した50lb.タックルを標準とする考えから、このラインを標準のメインタックルとしました。このタックルで小笠原到着と同時にジギングを開始し、父島周りでカンパチを狙いました、初日からレギュラーサイズのカンパチがヒットし、小気味良いゲームを楽しみました。

2日目からはさらに北上し、ケータ列島でビッグワンを求めてジギングを繰り返しました。このケータ列島はカンパチの他に大型のイソマグロも狙えるため、一層の期待を込めて2日間ジギングを楽しむと同時に、テストラインの使用感や強度、耐久性などを細かくチェックしていきました。近海では大物とされるサイズでも、小笠原では小型の部類に入る程、大型魚の宝庫です。また強烈な紫外線もラインをはじめとしたタックル達にダメージを与えます。そういった様々なファクターを加味しながら、これで良いのか? 又はこうした方が良いのか? と色々な「?」を考えながらデータを取っていきます。

3日目、この日は小笠原を出発する日のため、釣りは午前中のみに限定。父島の南側でジギングをしました。ポイント到着と同時に同行者にイソマグロがヒット。その直後に私にヒットしたのは、22kgのキハダでした。

そしてさらに私のロッドに大型魚のヒット。水深140mから1時間30分の格闘の末に、33kg(エラハラ抜)のキハダがをキャッチしました。

リールのドラグを限界まで絞り込んだ状態。ロングファイトにも、バリバスラインは高いポテンシャルを発揮してくれました。そしてフックも使用したジグとのバランスも良く、キハダの口の良い所にフッキングしていました。

今後更なる改良を加え、より良い製品が出来上がればと思います。なお、今回の釣行の模様は11月発売のソルトワールドに掲載されます、詳しい釣行の模様はそちらを御覧下さい。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。