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ソルトルアー 横島 敏弘

神津島ジギング釣行

こんにちは、バリバスフィールドテスター横島です。熱い夏のオフショアを代表する人気魚種といえば、シイラやカツオといったキャスティングのライトゲームターゲット、そしてツナなどのビッグゲームターゲット。それぞれに熱い夏の空の下でアングラーたちを楽しませてくれます。そんなオフショアゲームの中でも、私が得意としているジギングゲームターゲットがいます。私の住む関東近海で、この時期のターゲットとして人気が高いヒラマサやカンパチです。特に海が凪ぎるこの時期は、日帰りで遠征ゲームを楽しむことが出来ます、多くの釣りの情報紙面で、銭洲やイナンバなどを目にする機会も多いことでしょう。今回は伊豆諸島の中心に位置する神津島へ、釣友と一緒に行って来ました。

今年の神津島はカンパチの当たり年といわれるほど好調だったので、このフィールドを選びました。伊豆半島の先端に位置する下田港より船に乗り、2時間半の航程で神津島に到着します。釣り開始の30分前にはポイントに到着し、ジグをセットしてスタンバイ。今回の釣行は、試作のジギングラインとフックのテストを最優先とし、多くの魚とファイトできる可能性が高いことや、ライトウエイトのジグの操作性・フックのバランス等を確認しやすいといった条件を鑑みてフィールドを選択しました。

釣行当日は良い群れに当たり、一流し目から好調にヒットしました。ファーストヒットの釣友は10kgクラスのヒラマサをキャッチ。その後、大型ではないものの釣りごろサイズのカンパチが次々とヒットし、ツムブリや根魚など多彩な魚が小気味良いファイトを楽しませてくれました。

テストラインは1.5号から2号といった、この海域においては細い号数を敢えて使用し、その操作性と耐久性をテストしました。同時に持ち込んだフックも、魚の種類やサイズに応じてどのようにフッキングしているかという点や、使用するジグとのバランス等を確認し、これで良いのか? 改良の余地は? など、さまざまなデータを取りながら楽しく釣行できました。また、今回の釣行は、仲間のバリバスフィールドテスター 野呂昌明プロも同行していたので、お互いに違うジグやロッドを使用して、情報交換をすることが出来たのも収穫でした。

この釣行の模様は9月15日発売のソルトワールド誌に掲載されます。今後もさまざまなフィールドでラインとフックのテストし、それを繰り返しながら良い製品開発に繋げていければと思います。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。