こんにちは、フィールドテスターの梅田洋樹です。山口県も梅雨明けをし暑い日々が続いていますが、アジの釣果は好調なのでデイの内からポイント入りしアジングを楽しんできました。少し前に同じポイントへ釣行した時には明るい時間帯にも釣れたので、今回はどうだろうと思っていると夕マズメ少し前にアジがヒット！

幸先の良いスタートがきれました。その後は入れ食いとまではいきませんが、飽きない程度にアジが釣れてくれます。

今回用意したタックルはワークスリミテッド SWフィネス TFL-63Sにアジングマスター エステル 0.2号。ワークスリミテッド SWフィネス 4S-610Sにはアバニ ライトゲーム スーパープレミアムPE 0.2号です。最初はエスエルにはジグ単、PEにはキャロをリグって使用しました。リグとラインを使い分けることによって広範囲を素早く探ることが出来ます。

実際にデイのウチはキャロでアジを見つけ出しヒットに持ち込みました。ジグ単では届かない距離だったので、重たいキャロが使用出来るPEラインの独壇場でした。次第に中・近距離で釣れ始めたので、エスエルのジグ単で手返し良く釣りを展開していきます。

その後はナイトゲームに突入。ナイトゲームになると常夜灯回りに集中するので、PEでもジグ単を組み使用しました。

最近はエスエルがすっかりジグ単に定着化し、PEでジグ単を使用される方がかなり減ってきています。確かにエスエルは伸びもなく感度も良い、比重も重く馴染みやすく細くて軽量ジグ単でも飛距離が出てジグ単には好都合なことが多いですが、不意の大物に対応出来なかったり、ジグ単では届かない距離で釣れる時に重いリグが組めない等のデメリットもあります。

しかし、PEではそんなデメリットを解消してくれます。PEだと軽量ジグ単では飛距離が出ないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ライトゲーム スーパープレミアムPEの0.2号はそんなこともなく今回使用した0.9gのジグ単でも十分飛距離を確保できます。

他にもPEの特性でのメリットもありますが、なんと言ってもPEジグ単の楽しさ！ みなさんエスエル使用時にはアワせ切れなどを防ぐために、ドラグを緩め気味にして使用している方が多いと思います。当然やり取り中もドラグが滑ってますよね？ しかしPEの時には25cm程度のアジだとドラグを一切出しません。ですのでダイレクトにアジの引きが楽しめます。仮に同じ20cmのアジを釣ったとしてもエスエルでドラグを滑らせながら釣るのと、PEでドラグを出さずに釣るのでは、PEの方が魚が大きく強く感じるほど楽しませてくれます。アワセのときもドラグは滑らないので、上顎もしっかり貫通してくれます。

もちろん全てがPEで出来るわけではありませんし、同じ距離でもエスエルの方が有利な時もあります。適材適所。全てが1つの物で出来れば、多種多様な道具は必要ありません。その場、その時に合った選択をし楽しい釣りを展開されてみてはいかがでしょうか。答えは決して1つとは限りませんよ♪