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ソルトルアー 弘瀬 伸洋

アカメ釣行レポート 2

大型のアカメを捕りたい。

テーマはタックルバランスにあるが、そうはいっても、地元でルアーを投げて120cmオーバーを掛けられるチャンスはそうそうない。30kgを越える重量、そして団扇のような尾びれ、青物ようなスピード、大型になればなるほど本気でファイトをしないと、体力を削ぎとられ、弱らすことすらできない。

今年6月に120cmを手にして天を仰いだが、それを機にPEラインを2号から3号に上げた。まだ見ぬ世界を実現させるために選んだのは、VARIVAS アバニ キャスティングPE SMPだ。耐久性や摩耗強度を最高レベルで考えた選択である。

釣行を重ねて、120cmオーバーとの勝負ができるチャンスが訪れた。準備もした! ルアーのレンジや動き、そして、大型アカメとのファイトイメージはできている。

ガッツン!!

ギァーーーーーーーーーーーー!!

3kgほど掛けたドラグが吹き出る。その引きは、「オレと勝負してみろ!!」といわんばかりの引きだ。重く、暴力的で速い。弱気になると負ける。今までも何度も負けてきた。1時間以上ファイトをした人もたくさん見てきた。こちらが弱気になればなるほど、ヤツは強気に出てくるのだ。

VARIVAS アバニ キャスティングPE SMPの強度を信じてロッド曲げる。ファイトというより、まるで綱引き! ここまで強気にロッドを曲げられるのは、信頼したPEだからこそなのだ!

ガボッ! ゴボッ!

モンスタークラスであることは明確であった! 今までの経験を生かした壮絶なファイトの末に…

寄ってきた、素晴らしい大きさのアカメである。ランディングする瞬間、大きく暴れ、締め切ったドラグが吹き出た刹那、大きな尾びれで水面を叩き水柱が上がる。どうにか、ゆっくり寄せてランディング成功。

124cmのアカメ!


夢のサイズをシーズン中、2本も手にすることができたのは、信頼を寄せられるラインがあってこそである。

[使用タックル]
ロッド: HAYASHI & Purplehaze プロト
リール: SHIMANO TWINPOWER XD C5000
ライン: VARIVAS アバニ キャスティングPE SMP 3号
リーダー:ショックリーダー フロロカーボン 70lb

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。