暑い日が続くなか、駿河湾の各釣り場では連日アジとタチウオの好釣果が続いています。そんな好調なターゲットを狙うため、最近は2種類のタックルを堤防に持ち込み、その場の状況に応じてどちらを狙うかを決めるやり方で釣果が出ていますので、今回はその方法をご紹介します。
アジングをしていて「釣れていたのに急にバイトが遠のいた場合」や「バイトと共にラインブレイクしてしまう場合」は高い確率でタチウオが回遊してきているので、すかさずワインドでのタチウオ狙いに切り替えます。ワインドはアピール力が高いので勝負が早く、数投以内に何らかの反応を得られることが多いです。タチウオが釣れるようであればそのままワインドゲームを楽しみ、バイトが遠いようであればアジングを再開して、アジの回遊を待つパターンが有効です。
アジングのタックルは、6’7” アジングロッドにプロトエステルラインの0.25号、リーダーにアジングマスターフロロショックリーダー 0.6号の組み合わせで使用します。ジグヘッドは1.2gを基準として、アジのレンジ、潮の速さ、風の有無などでワンランクずつ重さを変えていくと良いです。ワームのヒットカラーは日によってガラリと変わることも多いので、色々ローテーションしてヒットカラーを探してみてください。
ワインドは、エギングロッドにアバニ シーバスPE マックスパワー トレーサー 1号を組み合わせ、鋭い歯によるラインブレイクを防ぐためにショックリーダーフロロカーボンの25lb.をつけるようにしています。ルアーはダート系ヘッドに専用ワームの組み合わせがイチオシ!! 軽いシャクリでもきっちりダートしてタチウオを誘えるので、疲労感の少ない快適なゲームを楽しむことができます。数回シャクリを入れたあとのカーブフォール中にバイトしてくることが多いので、バイトを感じたらすかさずフッキングを入れればOKです。アバニ シーバスPE マックスパワー トレーサーは常夜灯の下での視認性が高く、ルアーの位置や、着底を感じやすいのでオススメです。
皆さんも二刀流で夏のナイトゲームを楽しんでみてください。
[アジング用タックル]
ロッド: 6’7” アジングロッド
リール: イグジスト 1003 + ファンネル 47.5mm
ライン: プロトエステルライン 0.25号
リーダー: アジングマスター ショックリーダー[フロロカーボン]0.6号
ジグヘッド:アジチョンヘッド 各ウエイト
ルアー: アジマスト 2inch.
[タチウオ用タックル]
ロッド: 8’0” エギングロッド
リール: イグジスト 3000 + SSRCカーボンハンドル 50mm
ライン: アバニ シーバスPE マックスパワー トレーサー 1号
リーダー: ショックリーダー [フロロカーボン]25lb.
ジグヘッド:パワーダートヘッド 14g・20g
ルアー: パワーダートミノー 90