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大会

3月8日日曜日、埼玉県川越市の川越水上公園にて「VARIVASカップ争奪第4回バーブレスサバイバルトーナメントフライ選手権」が開催されました。今回は小雨で日中でも最高気温が8度という肌寒い天候の中での開催となりましたが朝6時30分までに埼玉、東京を中心に遠くは山梨からも腕に自信のフライマン23名が川越に集結しました。しかも第1回大会優勝の福井さん、第2回大会優勝の大澤さん、第3回大会優勝のディフェンディングチャンピオンの新井さんとすべてのチャンピオンが出揃う大会となりました。そして昨年準優勝の吉田さんに加え決勝戦常連の宮内さん、瀬田さんとプールトラウト・フライの強豪が一同に会したのです。

 

アルビノ賞、大物賞を新設
この大会の特徴となっている「3尾早掛け勝ち抜け方式」の基本ルールは同様です。昨年からの変更点として規定の勝ち抜け人数に達しても試合終了とはせず、それぞれ試合時間いっぱいの20分間(敗者復活戦のみ10分間)の競技が行われました。これはアルビノ賞、大物賞(45cm以上)を新設したことに伴い競技時間を伸ばすことでできるだけ多くの方に入賞のチャンスを広げたいという運営上の工夫です。

 

冷たい雨の中の予選
午前7時の水温は10度。気温は6度。小雨がパラつくなか予選A組(11人)による20分間の戦いがスタートしました。それぞれの組と釣り座は受付時のクジで決められました。今年の予選を突破するにはなんとしても各組上位6人以内に入らなければなりません。
3分10秒の好タイムで予選A組をトップで勝ち抜けたのは戸田市の小島さん。次いで入間市の吉田稔さん、3番目が練馬区の高橋さん、山梨県の山本さん、ディフェンディングチャンピオンの新井さんと続きました。そして7分40秒で3尾を釣り上げ斉藤さんまでがA組予選を突破しました。
 

 
予選B組は1人多い12名で争われ、第一回優勝の福井さん、第2回優勝の大澤さん、決勝常連の瀬田さん、宮内さんが集結し予想通りハイレベルなバトルが展開されました。B組をトップで勝ち抜けしたのは2分55秒で飯能市の渡辺さん、次いで3分ちょうどで瀬田さん。3番目は3分17秒でふじみ野市の碓井さん、北本市の笹井さん、清瀬市の大澤さん、入間市の吉田文也さんの順に3尾を釣り上げ準決勝に進出しました。
 

 

 
初アルビノ賞が出た敗者復活戦
予選敗退者11名で敗者復活戦が行われました。昨年までの1尾を争うサドンデス方式は廃止され、今年からは予選と同じ3尾勝ち抜け方式で10分間の競技になりました。勝ち抜け人数も2から4人になりチャンスが倍増しました。新ルールに沿って一抜けしたのは吉越さん、ついで福井さんも時間内に3尾釣り上げました。さすがです。和泉田さん、大貫さんは2尾目のタイム差で見事に復活しました。16名の選手が準決勝へと駒を進めました。実は吉越さんが8分台に釣り上げた魚は初のアルビノ賞となりました。おめでとうございます。
 

 
 
準決勝
サバイバルトーナメントは準決勝からの釣り座はクジではなく予選の成績順に自分で決める方式です。つまり敗者復活の選手は最後に残った釣り座ということになります。そして昨年までと違うのは準決勝を8名ずつAとBの2組に分けたことです。予選と同じく3尾勝ち抜けの20分勝負で各組の上位3名の合計6名が決勝進出となります。

 
準決勝A組 リザルト

順位 氏名 タイム 釣り座 備考
1 新井芳幸 4分35秒 9
2 吉田稔 6分52秒 8
3 斉藤寿樹 8分20秒 3
4 吉越規之 9分15秒 5
5 小島康輔 10分32秒 11
6 高橋勝利 19分30秒 6
7 山本勝教 - 7 2尾
8 和泉田幸夫 - 4 0尾

※敬称略。
 

準決勝A組を4分355秒のタイムで一抜けしたのは新井さん、6分52秒で吉田稔さん、8分20秒で斉藤さんが3尾釣り上げ決勝へ。昨年の優勝者、準優勝者が順当に駒を進めした。また吉田稔さんは時間内にアルビノをキャッチする幸運にも恵まれました。
 

 

準決勝B組 リザルト

順位 氏名 タイム 釣り座 備考
1 渡辺丈夫 2分50秒 11
2 吉田文也 3分06秒 8
3 大澤宏 3分10秒 5
4 瀬田光晴 3分55秒 10
5 福井章博 4分05秒 7
6 笹井勝宏 5分18秒 6
7 大貫哲男 7分14秒 1
8 碓井浩二 10分50秒 9

※敬称略。
 

 

続いて行われた準決勝B組は今大会中もっともスピード感のある戦いでした。一抜けの渡辺さんが2分50秒、次いで吉田文也さんが3分3秒、そして3分10秒で第2回大会優勝の大澤宏さんが3尾を釣り上げた時点で決勝戦を戦う6名のファイナリストが決定しました。1抜けからの秒差は僅に30秒です。強豪の瀬田さんは3分55秒の好タイムでしたが惜しくも決勝進出を逃しました。
 
決勝戦
決勝戦の釣り座は二区画ずつと広くなります。準決勝の成績順に釣り座を確保できます。決勝戦だけは審判も選手一人に一人の審判がつくマンツーマン方式です。
 
決勝戦 リザルト

順位 氏名 タイム 釣り座 備考
1 吉田文也 3分45秒 3
2 吉田稔 4分34秒 7
3 斉藤寿樹 5分45秒 1
4 新井芳幸 9分08秒 11
5 渡辺丈夫 - 5 3尾
6 大澤宏 - 9 1尾

※敬称略。
 

 
3分45秒で勝ち抜き栄えある第4回大会の優勝に輝いたのは埼玉県入間市から参加された19歳の吉田文也さん(写真中央)。文也さんは予選B組を6位通過でした。しかし準決勝は2位通過、そして決勝で1位と次第に調子を上げ見事に表彰台の中央に立ちました。その様はまるで大会中に戦うコツを掴み成長しているかのようでした。若いって素晴らしい!優勝おめでとう!
準優勝は4分34秒で同じく入間市の吉田稔さん(左)。それでも満面の笑みなのは理由があります。吉田稔さんは文也さんの御父上。昨年に引き続いての準優勝ですが、それ以上にご子息の優勝が嬉しかったに違いありません。実は稔さんは昨年のパシフィコ横浜フィッシングショーの時にVARIVASブースまでわざわざ競技ルールの確認にいらっしゃいました。そのような釣り競技に対する真摯に努力する姿勢が2年連続の表彰台に繋がっていると思います。 
そして第3位は10分30秒で斉藤寿樹さん。予選A組6位通過、準決勝A組3位通過、そして決勝戦3位と次第に調子を上げての表彰台となりました。競技の中で修正し自分のリズムに持ち込むことができるのは素晴らしい才能だと思います。今後の活躍が期待されるプレーヤーだと思います。栄えあるVARIVASカップ獲得おめでとうございます。
 

 
優勝者の吉田文也さんには栄えあるVARIVAS優勝カップとモーリス 田中部長より副賞のiD883-4がプレゼントされました。
 

第4回大会 リザルト (入賞者総合順位)

順位 氏名 お住まい
優勝 吉田文也 入間市
準優勝 吉田稔 入間市
3 斉藤寿樹 戸田市
4 新井芳幸 熊谷市
5 渡辺丈夫 飯能市
6 大澤宏 清瀬市
7 瀬田光晴 所沢市
8 福井章博 川越市
9 笹井勝宏 北本市
10 大貫哲男 坂戸市

※アルビノ賞は吉越規之、吉田稔
※大物賞は該当なし
※敬称略 
 
 

 
入賞された皆さん本当におめでとうございました。またすべての選手の皆さんにお願いがあります。その高い釣り技術を糧により一層のバーブレスフックの普及・啓蒙にご協力いただけますようにお願い申し上げます。
もはや申し上げるまでもないことですが、「バーブレスだからバレる」というネガティブな発想は過去のものです。この大会が証明しているようにバーブレスが安全で効率が良く魚のダメージが少ないのは当たり前。もはやルールにしなくたってみな選手はバーブレスフックを選ぶでしょう。だってバーブレスじゃなきゃ勝てませんから。
そうです「みんな釣れるからバーブレス!」なんです。
 
 
(報告:大会実行委員長 吉田俊彦)

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