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イベント

[特別企画]スタッフ岡田が行く『鮎の友釣り 初体験記』

できる男の所作 …とか言ってみる

 
次の実釣体験(午後の部)の間に昼食休憩があり腹ごしらえ。
 

 
鮎夢会の皆様が朝から仕込んでくれていた鮎の塩焼きが振る舞われ、参加者のお腹を満たした。
 

 ↑ めちゃうま!『おべんとつけてどこいくの』の図 ↑
 
 
 

その後、名人達を代表してメーカーテスターによるデモンストレーションが行なわれた。
 
開始のホーンを合図に辺りの空気が一変する。試合形式で、時間は20分。さながらトーナメントの様相だ。
 

 
僕みたいに始めて鮎釣りに触れる人間からすると、正直何を参考にしていいのかも分からないながらも、その一挙手一投足を見逃すまいと目を皿にして観察する。
 

 
分かったことがあるとすると(何も分からなかったに等しいのだが笑)、名人達の佇まいが何やらカッコいいということ。所作のひとつひとつに意味があるのだろう、何だかいちいちカッコいい。川に入って行くのも、竿を肩に担ぐのも、オトリを付けるのも、経験の蓄積が今の姿に現れているのだと思う。
 
僕の観察ターゲットはVARIVASテスターの坂本名人。時間ギリギリのところで掛け、会場からは大喝采。興奮した。
 

 

 
所作云々を語ってみたけど、まぁそういうセンスが著しく無い僕は、鮎みたいに体当たりでドタバタやるしかないんだけど・・。名人たちの競演を見て、その所作の意味をいつか理解したいと思うのでした。
 

 
 
 
友釣りの奥深さを知る

 
午後の部に入り、オトリ用の鮎は一旦集められリセット。改めて参加者に分配され釣り再開だ。
 

 
午前と大きく違うのはオトリ交換を自分でやってみようということ。
 

 

これが災いしてか結果から言うと、2バラシのみで終了・・。
 

どうしても反射で体が動いてしまいバスアワセを繰り出してしまうのです涙。
 

 ↑ 渾身のバスアワセからの『バラシ確定』の図 ↑
 
 
「もったいねぇ〜」と声を裏返して言う師匠の言葉に集約される通り、粘って粘って出たアタリをものにできず、めちゃめちゃ悔しかった。そして当然、釣れない時間が続くと、どんどん不利になっていく。
 
ばらす → オトリ弱る → 釣れない(オトリを換えられない) → オトリ弱る → もっと釣れない・・・の悪循環。
 
午前中の好循環と、午後の悪循環。この両方を体験できたのは幸運だったと思う。これこそが鮎の友釣り独特の難しさであり面白さだ。釣れない時間が長かった午後も、師匠の話をたくさん聞けたせいか、ずっと気持ちはフレッシュなままだった。他の釣りと違って、そもそも生きている魚がついていて、常に糸を伝って生命感を感じるっていうのも飽きない要因かもしれない。
 
 
 

釣れなくても楽しい『鮎の友釣り』

 

道具立てが特殊でとっつきづらい印象があるのも確か。でも、本当はそんなことはなく、たった1日の体験会に参加しただけで、誰でも楽しめる釣りであることを身を持って体験することができた。実際、参加したほとんどの方が自力で釣り上げていたみたいだし。
 

 
原稿を書き下ろしながら、一連の写真をチェックしていると、こころなしか(いや確実に)表情が変わっている自分に気付いた。改めてこうやって振り返ってみると、非常に充実した体験だったと実感する。
 
「循環の釣り」の奥深さをはじめ、美しい魚体を愛でて良し・食べて良し・沢山釣れたらもっと良しの三拍子揃った鮎釣りは、間違いなく「満足度の高い釣り」だと断言できる。
 
また一緒に釣りをしよう!と言ってくれた師匠の言葉も、何だか嬉しかったなぁ。
 
少しずつ人口が減少していると聞く鮎釣り。鮎釣りの楽しさをもっと多くの人に知ってもらうにはどうしたらいいか思いを巡らせながらペンを置く。
 

 

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